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糖質の多い食品は、体に脂肪をためやすい!
糖質を含む食べ物は、食道を通過し、胃で消化され、小腸から吸収されます。
吸収された糖質はブドウ糖として血管から肝臓に運ばれます。
血液中のブドウ糖が増える(血糖値が上がる)と、すい臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。

インスリンはブドウ糖を肝臓や筋肉、脂肪細胞など全身の組織へ取り込む働きをします。
このインスリンの働きで、血糖値が食事前の値まで下がることになります。
以上が、血糖とインスリンのメカニズムです。
インスリンには、脂肪合成を促進し、脂肪分解を抑制する作用もあります。
そのため、糖質の多い食品を摂ると、インスリンが通常より多く分泌され、
体の組織に脂肪が蓄積されやすくなります。
そして、糖質の多い食べ物(ごはんやパンなど)を食べ過ぎる食生活を続けていると、
どんどん体に脂肪が蓄積され、太ってしまいます。
糖質が多くてもGI値の低い食べ物は、体に脂肪がたまりにくい!

そこで、血糖値の上がりにくい食品を上手に活用するということが大切になります。
ここで着目すべき指標がGI値です。
GI値はGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、
食品を食べた時の、血糖値の上がりやすさを示す指標です。
GI値の高い食品を食べると、血中のブドウ糖濃度(血糖値)は急激に上昇します。
逆に、GI値の低い食品の場合は、血糖値の上昇が穏やかな為、インスリンの分泌も緩やかに行われます。
そのため、脂肪合成が促進されにくく、体に脂肪がたまりにくいのです。
甘いものを食べたい時におすすめの低GI食品!

また、同じ糖質量でも、食品によってGI値が違います。
食物繊維や脂質、タンパク質などの成分を多く含む食品は、GI値が低い傾向にあります。
コンビニでも手軽に買えるプロテインバーは、私も甘いものを食べたい時によく買っています。
甘さを楽しみながら、タンパク質補給もできるので、結構気に入っています。
チョコレート味は、特にお菓子感が強くて一番好きです。
プロテインバーでも、結構砂糖の使用量が多い物があります。
私は、なるべく砂糖を使っていない物、箱や袋に「低GI」と表記している物を食べる様にしています。
同じく食物繊維・脂質・タンパク質を含む高カカオチョコレートも低GI食品です。
カカオ含有量が70%以上のものを、一般的に高カカオチョコレートと言います。
高カカオチョコレートは、血圧を下げる、動脈硬化のリスクを低下させる、などの健康効果も発表されていて、最近注目度がアップしています。
甘いものも楽しみたい方には、
プロテインバーや高カカオチョコレートがオススメです。
[…] (参考記事:GI値が低い食品は血糖値が上がりにくい!【メタボを回避しよう】) […]